長編小説番外編集
だんだん俺の方がイライラしてきて、最近はゲームの罰ゲームを利用して話かける理由を作ろうとしている昼休み。
だがしかしコイツはバカな癖になかなか負けてくれない……。
それでついに、辰に相談した。
『実力も何も関係なしに勝てるように、運で勝敗が左右されるゲームにすれば?』
そして頭をひねってひねってひねりまくって思いついた。
そうだ!
すごろくならサイコロ振るだけだから勝てる気がする!!
そして今に至るわけだ。
そしてその後、奇跡が起きた。
「……あ、あがり……勝った!勝ったぞ!!」
「……あと三コマ……」
「よし!よし!!想、罰ゲームを受けてもらう!」
「あんまりキツいのは嫌だからね?」
「お前『昴姉さん』とデートついでにプリクラ撮って来い!!」