長編小説番外編集
家に帰って、紅音に報告する。
またTEARに行けるようになったら、紅音も一緒に連れて行けるかな?
今度は紅音も一緒に、昴ちゃんと会おう。
そんな未来が来ることを楽しみにしていた。
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「つーかさ、なんなの陽紀さんのあの偉そうな態度さ、ホント上から目線だし」
「……」
「辰だって優しそうな顔して一番変なとこで敏感で面倒くさい奴だし」
「……あ、紅音……」
「想くんと蛍都くんはバカだし、漆さんは何考えてるかわからないし」
「ちょ、紅音!」
そう、今日は紅音も連れて昴ちゃんに会いに来たのに、まったく、紅音は口がわるいんだから……。
想の悪口まで言って、昴ちゃんはいい気しないに決まって……。