ずっと、親友で。
第2章 ともだち
ヒナタが退院してからは
また、毎日のように
うちら4人で
授業中、騒ぎはじめた。
って言っても、
授業の邪魔してるわけ
じゃなくて、
ボケてみたり、
つっこんでみたり、
とりあえず、笑ってた。
どの授業も
楽しかった記憶しかない。
「形容詞はな、
先生のことを言ったら
なんぼでも出てくんねんで」
国語の時間も、
めっちゃ楽しかった。
「美しいとか、細いとか……」
先生のことばに
すぐ反応する3人。
「え?太いとか?(笑)」
「汚いとか、気持ち悪いやろ(笑)」
「ちゃうやろ!
先生は 可愛くて優しい!」
見た目はめっちゃ恐いけど
ほんまにおもろかった。
「可愛くないって!恐ろしい!」
睨まれて終わるけど、
先生もたのしそうやった。
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