B.L.T~暗黒OLの奇妙な恋の三角形
☆
日曜の早朝、俺たちはいつものコンビニ前に集まる
意外にもルカが言い出して、ブルーと俺が死んだ(?)場所を探しに行くことにしたのだった
ブルーはこの間のルカの態度に頓着したりせず、ルカのプランに乗ってくれた
もっとも、俺は乗り気じゃなかったけど……
「じゃ、はじめようか……」
ブルーは、除霊が本業なので、ちょっとプロっぽい
「レイ、気持ちを落ち着けて、“帰る”っていう気持ちになって」
ブルーの髪とブルーの瞳のキレイな顔がこっちを見て少し笑ってる
俺は女の子じゃないのに、ちょっとその顔に見とれてしまってから、言われたとおりにしてみる
「付いてくから、気が向いた方へ行ってみて」
そう言われると、フワっとある方向へ動きだしてた