B.L.T~暗黒OLの奇妙な恋の三角形



日曜の早朝、俺たちはいつものコンビニ前に集まる

意外にもルカが言い出して、ブルーと俺が死んだ(?)場所を探しに行くことにしたのだった

ブルーはこの間のルカの態度に頓着したりせず、ルカのプランに乗ってくれた

もっとも、俺は乗り気じゃなかったけど……

「じゃ、はじめようか……」

ブルーは、除霊が本業なので、ちょっとプロっぽい

「レイ、気持ちを落ち着けて、“帰る”っていう気持ちになって」

ブルーの髪とブルーの瞳のキレイな顔がこっちを見て少し笑ってる

俺は女の子じゃないのに、ちょっとその顔に見とれてしまってから、言われたとおりにしてみる

「付いてくから、気が向いた方へ行ってみて」

そう言われると、フワっとある方向へ動きだしてた

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