B.L.T~暗黒OLの奇妙な恋の三角形

「たぶん、ここかな……?」

俺はある駅に着いた時にそう思った

「ここは……」

ルカは不安げな瞳を俺に向けた

「アタシの地元の駅……」

――どうして俺はルカと同じ駅に帰って来たんだろう

俺はその答えを考えるのがコワくなった

――考えられることは1つしかない

俺は前からルカのことを知ってる?

まだはっきりとはしていないが、俺はもう間違いないと感じていた
< 15 / 57 >

この作品をシェア

pagetop