B.L.T~暗黒OLの奇妙な恋の三角形
「でも、その後くらいかな、アタシは勝手に暗くなって、髪伸ばし始めた……」
「それでだんだんイジメがはじまって、俺は……」
「もうそこは聞いたョ……」
「ゴメン……」
「今更謝られても……」
「そうだよな……」
「そばにいてよ……」
ルカは舌打ちするように、短く言う
「え?」
俺は、自分のない耳を疑うように聞き返してしまった
「レイがその、アタシのこと、えと……」
「好きだよ。
今も。
っていうか、今のほうが……」
「バカな亡霊!」