B.L.T~暗黒OLの奇妙な恋の三角形
「アタシは、ブルーにも会せてもらったし、タマにはレイのことも考えてあげたいの」
ルカは照れたようにそっぽを向きながら言う
「そ、そうか。
ありがとう……」
「こんなふうに思ったことないんだから!」
「ハイハイ……」
「明日会社のヒトに聞いといてあげる」
自分もこの会社の社員のクセに、ヨソモノみたいに言う
――死んでない?
とすると、俺はいったい何なんだろうか?
俺はルカの気持ちが嬉しかったが、なんとなくすっきりしなかった