パニックロード
ママ友達
すっごく晴れていた日
「お弁当を持って子供と公園行こう!」
ママ友からの誘い。
行きたいけど自転車こぐだけでも、ハァ 、ハァとなる。
息が苦しい。決して肺が悪い訳でも喘息でもない。
少し緊張するだけでも息が詰まる。でも公園に連れていってあげたい。薬を飲んで自転車に乗った。後ろを振り返ると軽くふらつく。このままでは怪我をしてしまっては大変!
「ゴメン。今日、急に親が来る事になって又誘って」
断った。
お弁当を家で食べた。
情けなくて又泣いた。
「ママぁどしたん?」
「いたいの?」
「だいじょうぶ?」
「うん、大丈夫!ママおにぎり食べたら舌かんでいたいねん」
「そうなん?ゆっくりたべや」
「うん ありがと・・」
もう娘の前ではなかないと決めた。
強くなりたいよママ・・・
薬のおかげで普通には過ごす日々もある。
「映画に行きたい」とゆわれたら1番空いてる日に行き1番後ろの席をキープし薬を服用していどむ。なんとかこなしかたも分かってきた。
病気と向き合う事が少しづつだが出来るようにはなった
そんなこんなで子供は10歳になった
勿論私の病気を知っている
長い事この病気と付き合ったなあと関心している頃
弟が悪性の癌におかされていた事が分かった
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