イケメン担任とヒミツの放課後恋愛【完】
「う…う…うそ…でしょ――!?
あ…あ…あたしの…あたしの素敵な恋がぁぁぁ。
カラになってるぅぅぅ―っ」


頭に乗せられたカラの容器を下ろし、両手で抱きしめ半べそのあたしに、


「たかがプリンで大げさなヤツ」


イケメン担任は悪いとも思っていなさそうなシレっとした顔で言い放ち、スクっと立ち上がった。


鬼―っ!
悪魔―っ!!


信じらんないっ。
ばか―っ!!


あんたは自分のクラスの可愛い教え子に、こんなひどい仕打ちをするのか――!?

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