イケメン担任とヒミツの放課後恋愛【完】
「ねぇ、先生。
あの時…入学式の日。
どうしてあたしを座らせてくれたの?」
「ん?
うちの制服着たちっさいのが、助けて―っ!!って瀕死の小動物みたいな顔してたから」
「…うちの制服着た“可愛い女の子”じゃなくて?」
「…可愛い女の子って…おまえ自分を見失ってないか?」
「なにそれ!
ムカつく。
“小動物”なんて言い方、すっごく失礼!!」
「はぁ?
それっておまえにとって、最高の褒め言葉だろ?
小動物って言ったら…いじらしいっつーか、愛らしいっつーか。
あのままさ?
おまえの瀕死の顔見ててもよかったけど、なーんか助けたくなったっていうか」
こんなこと言われながら、むきゅきゅ…って鼻をつままれたりして。
あの時…入学式の日。
どうしてあたしを座らせてくれたの?」
「ん?
うちの制服着たちっさいのが、助けて―っ!!って瀕死の小動物みたいな顔してたから」
「…うちの制服着た“可愛い女の子”じゃなくて?」
「…可愛い女の子って…おまえ自分を見失ってないか?」
「なにそれ!
ムカつく。
“小動物”なんて言い方、すっごく失礼!!」
「はぁ?
それっておまえにとって、最高の褒め言葉だろ?
小動物って言ったら…いじらしいっつーか、愛らしいっつーか。
あのままさ?
おまえの瀕死の顔見ててもよかったけど、なーんか助けたくなったっていうか」
こんなこと言われながら、むきゅきゅ…って鼻をつままれたりして。