旦那さまは生徒さま!?
『何?奈胡ちゃん?』


優次郎と呼ばれた少年がさらにニヤニヤしてこちらを見る。


「えっ、えっだって、君まだ学生じゃ…?」


『うん、そうだよ。』


え、ちょっとすごく想像と違ったから全然気づかなかった…。


『全然気づかなかったね。』


「…だっだってまさか学生だなんて…」


『まぁ、行こ?』


そういって優次郎くん?に引っ張られていった。


「いやいや~、もう仲が良くなったようだね。」


「えぇ本当に。社長どうでしょうか?」


「いやぁ、優次郎にはもったいないくらいの娘さんじゃないか。」


「そうですか!」


「優次郎にはあとをついでもらい早く孫が欲しいからな~。」


「は、はぁ。」

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