心も体も今すぐ壊して
「……先生?どうしたの?」
「…嫌。…ってか、先生っつーのやめろ」
「じゃあ何て呼べばいいの?」
「…任せる」
「ん~…分かった。じゃあ…悠くんね」
「…好きにしろ」
悠くんか…。
悠くんとか…教師と生徒じゃないよね。
先生は教師で私は生徒。
何か変な感じ。
早く新しい家見つけないと、バレたら大変だよね。
私だけじゃなく、先生にまで迷惑がかかるから。
「そろそろ行くか」
「えぇー。何しに来たの?泳ぎに来たんじゃないの?」
「バーカ。風邪引いて寝込みてーのか」
「……大丈夫だよ。多分っ!!」
私は上着とスカートを脱ぎ、キャミワンピになると川へ飛び込んだ。
とっても気持ちいい~。
「はっ?!おまっ!!何やってっ!!」
「気持ちいいよ~?悠くんも入りなよ?」
「…はぁぁ。こんな寒い時期に入る馬鹿がどこにいるんだ…」
先生…そんな事言ってるけど
楽しそうにしてるよ?
先生が…笑ってる。