心も体も今すぐ壊して


家に連れて来たのはいいものの…俺…実はした事ないんだよな…。
AVみたいにすればいいのか?


俺は芹香を押し倒した。
開き直るしかないな…。
芹香と出来るなんて自分でもビックリしてる。


芹香はじっと俺を見てる。
少し小刻みに震える体…。
怖いよな…。
うん…。大丈夫…。




「芹香…大丈夫だから…」




俺は芹香に覆いかぶさるとキスをする。
そっと…優しいキスを…。
俺…今…芹香にキスしてるんだよな。


軽いキスから深いキスへと変わる。
時折漏れる声が色っぽくてどんどん興奮する俺…。


歯止めがきかなくなり愛撫を進めて行く。
俺は君の事が好きだと体で伝える為に俺の体中を使って抱いた。





行為が終われば芹香は泣いた。
俺にはどういう涙なのかわかんねえ。


芹香が汚くないと言う事が伝わればそれでいい。




「ヒクッ…颯斗…ありが…と」


「…いや。俺がやりたかったから…」




俺の初体験の相手が芹香でよかった。
すげー可愛くて、俺はますます君に惚れた。


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