心も体も今すぐ壊して
パーティーが終わると蓮と陽は眠りに着いた。
スヤスヤと満足そうな顔をして眠ってる。
楽しかったみたいでよかった。
先生と颯斗のお陰だよ。
「芹香……話しがあるんだ」
「……ん?何?」
先生は真剣な瞳で私を見つめる。
何かな…何だろう…。
「…一緒に…暮らさないか?」
「…え?」
頭の中が真っ白になる。
まさか…同棲なんて…。
そんな…。
暮らしたいけど…。
私には…蓮と陽がいるから…。
「えっと……でも…」
「もちろん…四人でだぞ。チビ等も一緒に決まってんだろーが」
「…そんな…それは……先生に…悪いよ…」
「は?何遠慮してんだ?俺がそうしてーんだけど?嫌か?」
「嫌…じゃないけど。でも…」
「嫌じゃないなら決まりだな」
漸く微笑む先生。
だけど私…お父さんの事も気になるの…。