心も体も今すぐ壊して
夜、ご飯を食べ終えると悠也と私はテーブルの椅子へと座り、蓮と陽はリビングで遊んでる。
こうしてると何だか家族みたいな感じ。
二人共楽しそうで何よりだよ。
「あ、ねえねえ悠也」
「あ?」
「私…実は…専門学校…辞めたの…」
雷が落ちる…。
勝手に辞めちゃったから…。
「…知ってる」
「……え?」
「バーカ。知ってるに決まってんだろーが。いつ自分から言い出すか、待ってたっつーの」
あんなに悩んでいた私って…。
しかも…試されてたなんて…。
本当…相変わらずだね……。
「何で辞めたわけ?俺に一言も相談せずに…」
「…それは……。は、働こうと思って…」
「はぁ?!馬鹿じゃねぇの?!」
うわっ…。
今…怒鳴られた…。
な、何で今…怒鳴るの……。