心も体も今すぐ壊して


ホテルで行為が終わると
私はベッドへと座る。




「ねぇ。私として気持ちいい?」


「は?!何だよ急に」


「…なんとなく」


「そりゃあ、気持ちいいに決まってるだろ。気持ちよくなかったら、やらねえし」


「本当?不満ないの?」


「そうだな。気持ちが入ってたら、もっといいかもな」


「…そういうものなの?」


「そりゃあな。好きな気持ちがあれば、快感も増すだろうな」


「そっか…。亮…、もしあれなら、今の関係なくしてくれてもいいよ?」


「相変わらずあっさりだな…。俺は芹香とのセックス好きだから、やめるつもりなんてねーよ」




亮は後ろから私を抱きしめる。




「そっか…。分かった。ありがとう」




数分間抱き合った後、私は着替えると亮よりも先にホテルを後にした。


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