心も体も今すぐ壊して
ハイツへ着くと私はおじさんの後ろを歩いて部屋へと向かう。
よく考えてみたら、隣りの部屋って颯斗の部屋なんだよね。
もし今ここで遭遇したら颯斗びっくりしちゃうよね。
そのまま、部屋へ入る。
おじさん…綺麗好きなんだね。
すごい綺麗にしてる。
「綺麗にしてるんだね」
「まあな」
「掃除は自分でするの?それとも、女にやってもらうの?」
「自分でに決まってんだろ。女に部屋のもん、触らせねぇよ」
ふぅん…。
マメな人なんだ。