心も体も今すぐ壊して
暴かれ行く過去


「……そうですか」




今、私は理事長室にいる。
この前の先生との行為を話した。
先生を辞めさせる為のセックスをした事。




「…処分は検討しておきます」


「宜しくお願いします」




理事長室を後にすると前から先生が歩いて来る。
私と入れ違いに呼ばれたんだね。




「…やってくれたな」


「だって。私は先生が嫌いだもん」


「フッ。この前言っただろ?無駄だって」


「無駄かどうかは後で分かる事だよ。先生…悪く思わないでね?…昨日の…お返しだから」




ニコッと微笑み先生の耳元で話すと私は歩いて行く。


何とも思わない。
早く処分が決まるのを待つのみ。


そして私はある場所へと向かった。


学校を出て駅へと向かい電車に乗り終点まで行くと、歩いてその場所へと向かう。








「お母さん…久し振りだね」




お母さんのお墓。



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