心も体も今すぐ壊して
リスニング室へと入ると先生がいた。
相変わらずタバコを吸ってる。
タバコは体に悪いのに…。
何よりも学校は禁煙だよ。
「せっかく俺を嵌め様としたのに残念だったな」
先生は鼻で笑って私を見る。
「俺を辞めさせる為に体まではったのにな。だから言っただろ…無駄だって…」
「……どこで…どうやって逃れたの?」
「…さあな。誰がテメーに教えるかよ」
―――ガタン―――
先生はいきなり私を机へと座らせる。
え?何?何なの?
「病気…治してやろーか?」
先生は私の脚の間へ入ると口元を吊り上げニヤリと不適に笑う。
その笑いは何?