心も体も今すぐ壊して


「治らなくていいの。私、このままでいいもん」




うん。私は治すつもりなんてないの。
ずっと…このままでいいの。




「へ~。なら…尚更治してやりたくなるな…。意地悪してやりたくなる」




先生は私の脚をぐっと開かせるとスカートの中へと手を忍ばせる。




「…ちょ、ちょっと…何するのっ!!」


「見てわかんねぇ?」


「…やっ…やめっ……誰か来たらっ…」




先生はやめてくれない。




その時……。




――ガラガラガラ――




リスニング室の扉が開いた。



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