Strawberry & Bitterlove
No.11 夢から目覚める時
課長にゴミ袋を渡され、小一時間ほどかけて自分の部屋を大掃除。
なんかもう恥ずかしいを通り越してるよ…。
どうにでもなれって感じ。
「こんなもんか…?」
「スミマセン…。アリガトウゴザイマス」
こんなもんていうか、課長、きれい好きすぎじゃないか?
ここ、ホントに私の部屋…だよね…?
床だけじゃなく、窓まで磨いちゃってくれたし。
ピッカピカすぎるんだけど。
逆に住みづらくなったんだけど…。
でも、働いたの全部課長だから文句なんて言えないんだけどさ。
最後の方とか私、邪魔にされてたし。
この部屋の主なのに…。