Strawberry & Bitterlove
「しゅ、守風ちゃん…」
なんでここに?
私を止めたのは、友達の守風ちゃんだった。
守風ちゃんは学生時代、私と同じく公立の番長と呼ばれていたから、なるほど。
私の剣筋を捉えることができたのも納得。
「ったく、近くで騒いでんなーと思ってきてみれば…。何いい歳して暴走してんのよ命清。手加減くらいしろよ。鬼みたいな形相してたよあんた」
う…。
確かに私、途中から我を忘れてた…。
そこは反省。
でも最初こいつらにちゃんと言ったもん。
手加減できないって。
それでもかかってきたんだから自業自得よ。