Strawberry & Bitterlove
No.24 蜂と華
どうして人は。
何かを失ってからじゃないと気づかないんだろう。
本当に大切なモノ――。
あの時はまだ子供だった、なんて言い訳だよね。
私が馬鹿だったから。
何一つ気づくことなんてできなかったんだ。
君がいなくなったあの日に降っていた雨は。
今でも私の身体を叩いて止まない…――。
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