Strawberry & Bitterlove

「そう。ゲーム。うんざりするじゃない。何にもない日常ってさ。周りにへこへこしながら愛想振りまいてると特にさ。だから思いついたんだよね。こーゆーゲームを。町中を巻き込んでさ。スリルだよスリル。俺がほしかったのはね」



「そんな…!!そんなもんの為に知聡を…!!」









私は我慢ならなくて拳を振り上げた。











「やめなよ。俺を殴ったら長倉くんの努力が全て水の泡になるんだよ?」








その言葉に寸でで拳を止めた。

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