たからもの

親の事情

私と千の関係は続いていた。

メールや電話も毎日していた。

千は電話の最後に必ず、"すきだよ"って言ってくれていた。

私はただ単純に嬉しかった。

そして、この頃から身辺が変わっていった。
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