たからもの
気付けば5月だった。
クラスのみんなとも大分打ち解けてみんながまとまってきた。
そして修学旅行の計画日数はだんだんと増えてきたころでもあった。
「昼はここら辺回ってラーメンでも食わねえ?!」
直人が言うと「「賛成!!」」
うちの班は私を残してみんな意気投合した。
「川瀬さんはどう思う?」
気を利かせてくれたのか、伝が私に尋ねた。
みんなが私を見る…。
「えと…私、あまりラーメン好きじゃないんだあ…。」
「あ、そうなの?ごめん。じゃあ別のものにしよっかー。」
直人は"近くのラーメン屋で食べる"と紙に書いた文字を消しゴムで消していく。
(私が…みんなの雰囲気を壊しちゃったんだ…。)
私はいたたまれなくなって言った。
「ラーメンでいいんだよ?別に食べれないわけじゃないから♪大丈夫!!私1人のためにわざわざ変えなくたっていいんだからっ☆」
私は明るい雰囲気を取り戻そうと明るく振る舞って直人から紙を奪い、"ラーメンをみんなで食べる"と書いた。
「平気?」
涼介が私に聞いた。
「うんっ☆みんなで食べたいじゃん!!」
「ならいいけど♪」
と涼介は安心の笑みを見せた。
涼介、ありがとう。
クラスのみんなとも大分打ち解けてみんながまとまってきた。
そして修学旅行の計画日数はだんだんと増えてきたころでもあった。
「昼はここら辺回ってラーメンでも食わねえ?!」
直人が言うと「「賛成!!」」
うちの班は私を残してみんな意気投合した。
「川瀬さんはどう思う?」
気を利かせてくれたのか、伝が私に尋ねた。
みんなが私を見る…。
「えと…私、あまりラーメン好きじゃないんだあ…。」
「あ、そうなの?ごめん。じゃあ別のものにしよっかー。」
直人は"近くのラーメン屋で食べる"と紙に書いた文字を消しゴムで消していく。
(私が…みんなの雰囲気を壊しちゃったんだ…。)
私はいたたまれなくなって言った。
「ラーメンでいいんだよ?別に食べれないわけじゃないから♪大丈夫!!私1人のためにわざわざ変えなくたっていいんだからっ☆」
私は明るい雰囲気を取り戻そうと明るく振る舞って直人から紙を奪い、"ラーメンをみんなで食べる"と書いた。
「平気?」
涼介が私に聞いた。
「うんっ☆みんなで食べたいじゃん!!」
「ならいいけど♪」
と涼介は安心の笑みを見せた。
涼介、ありがとう。