恋詩-Koiuta-
片想い

1隣の席の君へ


初めての席替え
あんまりクラスとも馴染んで
なかった私は正直いやだった
いざ席がかわって
隣にはきみがいたんだ
君と目が合い
君が話し掛けてくれた
「一ヶ月よろしく」
何気ない一言が
私にとってすくいになった
君はその後も無邪気な笑顔と
時折みせる優しい素顔で
会話をはずますてくれた
そのおかげで
クラスにもなじめたよ
君に
「クラスになじめたよ君のおかげ ありがとね」
いったんだ
そしたら君は
「かんばったのは自分」
ってあの無邪気な笑顔で
微笑みかけてくれた
私はその時君に恋をした
いや………違うかな?
君が隣になった時から
恋をしてたのかもしれない
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