雑用部+α

「トイレ掃除と言えば…!!先輩!!何だと思いますか?」


「何って、掃除だろ?」


「甘いです!!だから女子にモテねーんだよ!!!!バーカ。
掃除と言えば古代ローマで―(以下略)」


「つーか、前半の言葉なかったことにするつもりだろ?」


「何のことかわっかりませーん!!
ということで、便所の水で、叩いて被ってじゃんけんポンのゲームをしましょう」


「なんでそうなる。真面目に掃除しろ」


「甘いですね。こうかっこいいところを見せた方が、モテるんですよ」


「ここ男子トイレだけど?男子にモテたいのか。貴様」


「んなわけないだろ。アホか?
ちなみに猿渡は女子にはモテないが、男子にはモテるんだな」


「え…マジかよ!!!」


「あいつウゼーよなっていつも言われてますよ」


「あ、マイナスの方なのね」


「いちいちツッコミいれるし、顔キモいし、顔キモいし、顔キモいし」


「結局顔なのか!!!」

「はい、叩いて被ってじゃんけんポン!!!」


山田はグー。猿渡はチョキを出した


「おい、急に言うからだぞ」

と言い訳をする猿渡


「負けは負け。便所の水かけちゃいまんがな!!!」


「語尾が変っ。かかってたまるかー!!」


避ける態勢に入る猿渡

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