雑用部+α

「だかな―」

そう言って、ニヤリと笑い

「これは避けられないよな!!」

そう言うと、山田は入口のところに行った。


―何をするつもりだ!!

と思ったが、ホースに目がいったとき、気付いた


「―しまっ…」


「くらえっ!!ホースの舞!!」


ジョバージョバジョバ


ホースから出た水は瞬く間に猿渡に直撃する

「く…」

慌ててトイレの個室に隠れた


「そこに隠れても無駄さッ!!!」

そう言って、個室の上から水が降りかかる


「うわ~」


猿渡の悲鳴を聞きながら、山田は爆笑。


「バカな奴めっ!!目先のことしか考えてないからだ!!!」


するとドアが開き

「つーか、遊びの域越え…ぶはっ」


喋っている途中でまた水をかけられた、猿渡くんであった


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