雑用部+α



「猿渡先輩。大変です」


「どうした?」

何故か猿渡の服はもう乾いていた


「ウン子がウ〇コを奪ったようです」


「は?」

「とりあえず、女子トイレに来てください」


「つーか何、女子トイレ覗いてんだよ」


「ウン子がちゃんとしてるかなと思っただけだよ。バカ」


「…」


まぁ、女子トイレに行ったわけである


「…本当だ」

「ね?」


壁に、『ウン〇は頂いた。返して欲しくば、二階の女子トイレに来い』
と書かれていた

「アホだろ。あいつ」


「誰もウ〇コなんていらないですよね?」


「晒されていたら、少し恥ずかしいけどな」


「多分、この〇ンコって、ウン子のことだと思いますよ」


「は?どういうことだよ」


「言葉でウン子ウン子ばっか言ってたから、ウン子はウ〇コだと思ったんでしょうね」


「…よく意味がわからないが、じゃあウン子は誘拐されたってことか?」


「いいえ。多分、二階のトイレにいますって書きたかったんじゃないかと思います」


「なるほどな…て、わかってんなら始めからそう言えよ」


「猿渡の頭の悪さを測ってただけです」


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