雑用部+α
私は―勉強をしている。
部活がある時間まで一言も人と話さないで
はっきり言おう。私はクラスで孤立している
原因は全て私に非がある。
おどおどしている。
暗い
それに―
「また寺島さん勉強してるの?真面目だね」
皮肉たっぷりに華やかな女子が言ってくる
「え…あ、あの…」
何か言おうとするが、上手く言葉が出ない
「本当にキモいよ。あんた」
「す……すみません…」
あはははと甲高い笑い声と共に、女子は私の前からいなくなった。
でも、これといってあの少女に怒りとかは感じない。
いや、何も感じないと言った方が正しいか
原因は全て私にある。
私が全て悪い。
ある人に、この考えは、精神がイカれてる
と言われた。
でも、それでもいいと思った。
精神がイカれていようが、私が私であることには変わりはしない。
例え人に蔑まれようが、どうでもよかった。