雑用部+α


やっと家に着いた。

ポストを開いたと同時に、たくさんの手紙が落ちてきた


「…またか…」

最近、嫌がらせの手紙が来る。

よっぽど暇なのだろう

しかも内容はほとんど一緒。少しは変えたらどうだ。


宛先は不明。宛名もなし。

字はパソコン。

徹底的な隠しぶり
逆に誉めてあげたくなる。


私は一枚一枚、手紙の宛先と宛名を確認する。

暇つぶしの為でもあるし、大事な手紙があったらいけないので、だ。


「…ない」

確認したあと、全て棄てた。


「…眠い…」

深く深く、眠りについた。


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