雑用部+α
※
文化祭も無事に終わり、依頼も達成された。
「いやー最高に楽しかったな!!!」
ご満悦な猿渡。
「やっぱ文化祭はこうでないと」
焼きとうもろこしを右手に、脇には文化祭の栞がはせてあった。
「それにしても…」
猿渡は周りを見回す。
「俺って…本当に友達少ないんだな」
ぽつーんと一人でいた。
山田はあれから、友達と屋台周りに
ウン子こと寺島明美は興味無さそうに家に帰っていった。
「ウン子に関しちゃ、目立ちたいならこういう行事に参加すればいいのにな」
と密かに思った、猿渡であった。
-end-