雑用部+α

「君には死んでもらう」

二時間ドラマでよくありそうな台詞を言い、男は私に襲いかかる


「死ねー!!!」


グチャ。バキ。ドカン



「倒れたのは男の方だった。少女は空手をしていたからね…」

「バカだろ。その犯人。それで?その後どうなったんだよ」


「もうタメ口になってるしね…。騒ぎに気付いた近所の人に通報され、捕まったよ。警察に」


「どんまい犯人」

「ま、元から計画事態が雑で、捕まるのは当たり前。」


冷たい口調で言う校長。そして付け加えるように

「ま、死人が出ないだけでもよかったよ」


「そうっすね。んじゃ―ブチッ」

猿渡は一方的に電話を切り、山田たちを見た。

二人でマイムマイムをしていた。


「てことだから、解散!!!」


「(*^□^*)」


「顔文字でやるな。まぁ、また明日」


そう言って、みんなそれぞれの道を歩き始めた。



-end-

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