雑用部+α
「君には死んでもらう」
二時間ドラマでよくありそうな台詞を言い、男は私に襲いかかる
「死ねー!!!」
グチャ。バキ。ドカン
※
「倒れたのは男の方だった。少女は空手をしていたからね…」
「バカだろ。その犯人。それで?その後どうなったんだよ」
「もうタメ口になってるしね…。騒ぎに気付いた近所の人に通報され、捕まったよ。警察に」
「どんまい犯人」
「ま、元から計画事態が雑で、捕まるのは当たり前。」
冷たい口調で言う校長。そして付け加えるように
「ま、死人が出ないだけでもよかったよ」
「そうっすね。んじゃ―ブチッ」
猿渡は一方的に電話を切り、山田たちを見た。
二人でマイムマイムをしていた。
「てことだから、解散!!!」
「(*^□^*)」
「顔文字でやるな。まぁ、また明日」
そう言って、みんなそれぞれの道を歩き始めた。
-end-