雑用部+α
「黙れこの〇ス野郎!!」
ついに猿渡はキレた。
「大体何がリア充だよ!!!
てめーら本当に充実してんのかよ!!?
別れとか喧嘩とかしてるだろ!!ドヤ顔で『リアル、充実してます』っていちいち言うな!!!
つーか、ホムペに『私の彼だから女子はいくな』って言うけどなぁ、いちいちリンクするなって話だよ!!!
ていうかな、てめーの彼氏に、こっちはこれっぽっちも興味なんてないんだよ!!!
男も同様だ!!!いちいち彼女のホムペ、リンクしときながら、『手出すな』って書くけどな!!!
てめえの彼女、全然かわいくないじゃん!!!」
ハァハァと息を荒げる猿渡。
そして大きく息を吸い
「何が運命の相手だ!!どーせ別れるんだろ!!?何が『〇〇夫婦』だ。うぜーんだよ!!いちいち!!!それとな」
「はいはい、わかりましたー」
猿渡の言葉を中断し、山田はどうでもいいと言った感じで言った。
「猿渡先輩。それは単なる僻みです」
そう言って、山田とウン子は歩き出した
猿渡は、持っていた牛乳パックを投げたが、やはり当たらなかった。
-end-