高校生の事情

「ごめんね?タケルに布団挽かせちゃって…」

「ううん、まどか流石!!」

と笑顔でいうタケル。
私の行動をちゃんと理解していた。

「タケル~」

と私は言うなりタケルに抱きついた。

抱きついたというより飛び付いたがいいかもしれない

タケルは飛び付いた私を支えたがバランスを崩し挽いてあった布団に倒れてしまった。

「うわ!ご、ごめん!タケル」
私は慌ててタケルから離れようとするとタケルは離れようとする私を大きな手で抱き締めた。

「まどか、スキ~」

と無邪気な笑顔でいうタケルをみて笑う。

「はいはい!」

「まどかは俺のこと好き?」

と首をかしげて聞いてくるタケル。

……。

やめて!タケルその顔!ヤバイから!!

「どうだろうね?」

という私にタケルは頬を膨らませ、えぇ~という。

「んの!可愛い奴め!」
と私はタケルの髪をクシャクシャに撫でた。


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