高校生の事情

私はタケルを見上げて
「ごめん。なんかあの店長に怒られてるタケルみたら無性に店長に腹が立って」

とタケルに謝るとタケルは「おれの為にまどかが…」
と泣きながら私を見下ろす

また泣く!!??
と思いながらタケルに
「タケル?あの時の芝居でいった言葉覚えてる?」

とタケルに尋ねるとタケルは泣きながらも「うん。だけど答えまだ聞いてない。」

というタケルに私はため息をしながらあの言葉をタケルに告げる。

「答えをおしえよう」

「…うん。」

「私はタケルが好きだ」

タケルとあってタケルと付き合ってからまだ言ってなかった言葉だ。

「…。うそっ!?もっかい言って!!」

というタケルに
「あと5年後ね」
と笑いながらコンビニをあとにする私。

タケルはえぇぇといいながら
コンビニを去る私を見つめながらまた泣いていた。



タケル。私は5年後もタケルと一緒にいるっていう自信があるんだよ。だから5年後に
私はもう一回タケルに好きだっていうんだ。プロポーズも含めてね。本当は男が言うんだろうけど私は自分でタケルに言うんだ。

こうタケルにね。

“タケル大好きだよ。それと私をタケルのお嫁にして”
ってストレートだけど
真っ直ぐにタケルに言うんだ

   
END
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