高校生の事情
最初にここに足を踏み入れたとき、右も左も分からない状態で私は不安じゃありません。むしろ嬉しいぐらいです。なんていえるわけがない。すごい不安だった。
転校してきた中学は前の中学と比べものにならないほどの大人数だった。
その中学の担任の先生に軽く自己紹介して担任に招き入れられるようにそのクラスの中に入った。
テレビとかで担任の教卓の前で軽く自己紹介して担任が黒板に名前をかく。ってことを想像してたけど
そんなこともなく先生はあそこがお前の席だって言われたから、なぁんだ。テレビの見すぎかっととぼとぼ歩きながら席にすわろうとした。
座るはずだった。
のに…!!
私の斜め前の男子を見て思わず固まってしまった。
まるでブロンズ像のように。
前髪をヘアーゴムで軽く結びやや明るい色の茶髪の男の人をみてしまったから!!
すんごい容姿端麗!思春期なのか肌荒れはしてるけどそれも気になんない程度の人が斜め前に座ってるー
肌荒れは私もしてたから悩んでたけどそんなの関係ないぐらい私はそのちょんまげ頭の人に釘付けだったんだ!!
うおぉぉぉぉー
って感じぐらいに。
ってどんな感じや!!
しかもなにげに当たり見回したらまた美女発見!!
ピシャーゴロゴロって感じに私に見えない電流が走った。あ!!私はちなみに健全なノーマルですよ(笑)