高校生の事情


青春もいいが、周りに迷惑をかけたぶんいまは真面目に将来にむけて頑張ってるところなのだ。


「プルルルプルル」

私の携帯がなっている。
電話は彩ちゃんからだ。


「もしもし?彩ちゃん?どうした?」

彩ちゃんから電話がくるのは珍しい。

「あのね、相談があるの」

彩ちゃんが相談!?
……。恋愛がらみだな(笑)

彩ちゃんには一年以上付き合ってる彼氏がいる。

彼氏さんをみたことはないが彼氏さんなりに彩ちゃんの愛し方があるんだろう。
「おう!どうした!!なんでもいって!」

私はこういう性格だが結構相談とかされるのだ。
↑へへ~自慢だ!!


「あのね、今回で最後にしよう?別れようっていわれたんだ。」

…。すごい事なっちまった

「彼はなんで別れたいか彩ちゃんはきいた?」

彼女自信とても傷ついてるはずだから言葉を選びながら言う。

「ううん私が好きな人ができたの?って聞いたら違うっていうし、じぁなんで?って聞いたらこたえてくれなかった」

…。かなしかったんだろう声が震えてる。

「今までで大きな喧嘩とかして自分の意見とかいったことある??」

なるべく優しくこの二人の原因を解いていく。

「ううん、今までいいたいこととかはあったことはあったけどあの人よく気が付いてくれたから…。」

…。二人は会話が必要だ。
「なら、意を決して自分の思いを全部ぶつけるべきだよ!言わずに事がすすむのはいやでしょ?」

あとは二人がちゃんとつうじあったらいいんだ。

一年を無駄にはしたくない
「そっかぁ、わかった!やっぱ相談してよかった」

「あはは(笑)そうでしょ!あとは勇気と強い意思!」

本当のところ、相談になってたか不安だったが、雰囲気を変えた。


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