高校生の事情


………にしてもあの夢の時の私すごい気が強かったな~。


実際、気が強くて男勝りなのはみとめるけど、私は夢のなかだとどうやら、うんと強くなるらしい。


私は今日みた夢を彩ちゃんに聞いてもらうため電話をした。


コール二回ででた。

「もしもし?」

「あ!彩ちゃんうち!あんね……」

私は彩ちゃんに今日みた夢の内容を全てはなした。


「なんか不思議だね(笑)なんかがおこるまえぶれかもね!!」

「えぇ、やだ」

トラブルに巻き込まれるのはごめんだ。むしろ巻き込まれて監禁本当にされたらまじ生きてけねー(焦)




彩ちゃんとしゃべりおわり電話をきったあと、ふと

考えがよぎる。


もし、正夢になったら
どうしようと。


私はブンブン頭を振って考えを中断した。



30分後


「まどかー!大変よ!ビッグニュース!!」


「なに??」

「いいから、話はあとで」
と母に引きずられてつれてこられたのは先ほど母さんがよったであろうコンビニだった。



「さ~早く!」

なかに促されコンビニの従業員が「いらっしゃいませ」という。私はふとレジにいる男に視線をむける。




あの髪…どっかで…私の視線に気付いたのかこっちを振り返った。


…。


「「あぁぁ!!」」

あの夢でみた!

「タケル!!」「マドカ!!」

ほぼどうじにいい、開いた口がふさがらない。

「「なんで!?」」

二人は思い切り頬をつねる
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