高校生の事情
彩・Side
……。まどかちゃんに相談してよかった。

私は電話を切って、さっそく彼にメールをした。
直接あって思ったことを言おう。

『明日、会えないかな?』
10分後、彼からメール
がきて『いいよ。わかった』って帰ってきた。

別れる理由はわからないけど勇気をだして、今の気持ちと好きだって変わらないことを彼に言おうと私は覚悟を決めて布団に入った。

まどかちゃん、うち頑張るからね。

翌朝、今日は建国記念日で学校が休みだから私は彼のいるところまで電車で向う

待ち合わせ時間の10分前だったけど彼はきていた。

「ごめんね、急に」
「いや、別に」

しばらく沈黙していたが私は意を決して

「あのね、涼…。」
私の彼の名前…。
「うん、なに?」
短い言葉だけど涼は優しくほほえむ。

「私!涼と別れたくない」私は今まで言えなかった事や涼が女の子と話してて
やきもち妬いたけど嫌われたくなくて言えなかったこと。いっていいかわからなかったけど涼の悪い所。
涼のいいところ。

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