高校生の事情
私は言葉につまりながらも一生懸命いった。
「やっといってくれたな」
「え?」
私が言うの待ってたの?
私がこんだけためてたなら涼も不安だったんだよね。
「彩の悪いところは全部自分で我慢するところ、彩のいいところは優しいところ、思いやりがあるところ」
私は涼のいうひとつひとつの言葉を聞きながら泣いてしまった。
「ごめんな?」
「うんうん……私達わかれちゃうの?」
やっぱりわかれちゃうのかな。
「別れるわけないだろ」
そう涼はいうと私を引き寄せ抱きしめた。
涼の体温が温かくて落ち着く。
「よかった。」
涼と仲直りデートをしたあと私は家に帰ってまどかちゃんにメールをした。
無事仲直りできたよって
メールをしたら40分後にメールがきた。まどかちゃん多分寝てたんだろう。
で、いま起きたってことか私は机にある時計をみた。
18:24………。
まどかちゃん寝すぎでしょまっそれがまどかちゃんか
メールをみるとまどかちゃんも心配していたのがわかる。長文だ。まどかちゃんは真剣にアドバイスしてくれるから解決方法を探してくれたりする。そのときは
これでもかって言うぐらい長い。
それから何分かたったときに電話がきた。
相手はまどかちゃん
「もしもし?」
私がでると
「あ!彩ちゃん?」
まだ起きたばかりなのか声が低い。
私はまどかちゃんの話を聞いていた。
夢か…。
私はまどかにエールを送った。
一時してからまどかちゃんから電話がきた。
いきなり彩ちゃんの予言当たったーってさけんでさっき起きたことを興奮しながらもまどかちゃんは相談してきた。
これは面白い!そう思い
「それは運命よ」
っていった。多分まどかちゃんのお母さんも私と同じことを言ったんだろう。まどかちゃんは黙っていた。
私は「お告げかもしれないよ。」っていったら「お告げ?」とまどかちゃんはきいてくる。
夢は意味もなく見ないものっていったらなっとくしたみたいだ。