その傍らに


不意に、俺の真っ正面にある古時計の振り子のガラスが開いた。



そのガラスの向こうから、黒いワンピースの見知らぬ小さな女の子が姿を現した。



そして少女は、ゆっくりと俺に近づいて来た。



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