陽はまた昇り繰り返す。




「…ねぇねぇ」


『ん?』



机に突っ伏していた顔をあげるとクラスの女子の1人が立っていた



プンプンと香水の匂いを撒き散らしている



『なに?』




「希がホールにきてっていってたよ?」



『あーわかった。サンキュー』




めんどくさい

昨日振った女が今更おれになんの用があるのか


わけがわからない


重い足取りでホールにむかった
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