COLOR-秘密の色-

「ごっ…ごめん」


私は謝りながら下を向くと…

バシッ!!と音と共に…背中に衝撃が…


「…イッタァ遊あんたねぇ~」

「おっ!悪い悪い。げっ!!なんだよ。またお前らと一緒のクラスかよ…しかも武瑠までいるじゃんかよ!!マジ!?」

「なに!?僕が同じクラスだとマズイ事でもあるの!?」


こうして!?なんて言いたくないけど…

やっぱり揃ってしまった。腐れ縁の4人組


まぁ…顔を合わせるのは当たり前なんですが…


だって、私たちは中学一年生なんだから

でも、まさか同じクラスになるなんて考えたくなかった。



柚は嬉しいけど…

コイツらだけとは違うクラスになりますようにと、あんなにお祈りしたのに…






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