光と影の間で
「ごめ…んなさ…い」


私が俯き、溢れる涙を堪えていると突然


グイッ


えっ


腕を掴まれ、コウに抱きしめられていた


「…わ…たる?」


つい名前を呼んでしまうと更に強く抱きしめられて耳元で囁かれた
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