光と影の間で
ゆっくりと顔を上げて私を見つめる航


「おはよ。行くぞ」


いつもと変わらなく手を差し延べてくる


私は手を握るとゆっくりと歩き出した


昨日の事は夢だったのかと思う位、変わらない航


悲しいのか安心したのか分からない複雑な気持ちのまま後を着いていった
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