光と影の間で
「…行くぞ」


そう言いながら歩いていく航


待っていてくれたんだ


嬉しくて、前を歩く航に「ありがとう」と言ったが…


返事はなかった


やはり変わらない。目の前に厚い壁があるように私を冷たく拒絶していると感じ寂しくなった
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