光だった恋
初めて。

私は、森田 茜。
13才で同い年の彼がいます。


彼の名前は、真野 翼。

とってもカッコイイんだよ


優しくて。



だから翼のファンが
たくさんいて、
ファンクラブもあるみたい…

彼女としては、
哀しいけど、好きな相手が人気者なのは、嬉しいこと。


でも、時にはヤキモチも妬いちゃうんだよね。

きっと翼にとっては、
うっとうしいんだろーなー。

哀しいけど、

仕方ない。

だって翼モテるんだよ?

すごくすごく。





ついこの前もこんなケンカをしちゃった。

[なんで翼は、みんなにはっきり、諦めろって言わないの!?おかしいよ!]
(そんなん言える訳ないだろ!??みんな俺の事を‥)
[もう、いいっ!!ならそいつらと、付き合えば!?]

こんな風に言ってしまった理由は、いくつかある。

1、翼が女子みーんなに
優しくすること。
2、翼が超モテること。
3、ちゃんと私がいるって言わないこと。

まぁ、こんなよーな事があるからなんだ…


けど、私達は
もう、今年で付き合って3年になる。

長かった。

普通ならもっと、
早く終わってた気がする。

きっとここまで、
続いたのは、
翼のおかげだ

翼が。
翼の。

翼のおかげ。



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