意地悪な悪魔とアタシ｡

「･･･ごめん」



俺は､席に着く前に沢田に謝った｡

沢田はビックリした顔をしてたけど､

すぐにうなづいて下を向いてしまった｡





別にこれで元に戻るっていう訳じゃなかった｡

なんか､知らないうちに沢田とは

気まづい関係になっていた｡





はぁ･･･



俺は大きい声で溜息をついた｡